柴燈護摩の導師を勤める |
9時20分 銭亀善神のご開帳法要。導師の合図で白布が取り除かれると、金色に輝く銭亀善神のお姿が現れる。般若心経、ご真言を唱える。9時半過ぎから柴燈護摩の開始だ。和尚も交代で導師を勤める。同時に護摩堂前では、福引も始まっている。カランカランと鐘の音が鳴り響くときは、豪華な景品が引き当てられた時だ。お昼前に、いったん護摩場を離れ、着替えに戻る。本堂へのお練り行列の為だ。和尚の担当は、行列に参加するお稚児さん達への「稚児加持」だ。赤門前から行列はスタート。行者、僧、巫女、稚児と練り行列で本堂へ。信者さん達はカメラの列だ。入堂してから、和尚は稚児さん4~5人づつ、洒水で加持を行う。中にはベソをかいている稚児もいて、愛らしい限りだ。法要は、巫女の献花からから始まり、管長猊下のお導師で大般若祈祷、そして全員で心経を唱える。そして環列して千手院に。この後は、お宝まきが、お子様の部、大人の部と順に行われる。和尚は、柴燈護摩の締めくくりのため、再度、着替えて祈願者のお名前の読み上げを護摩壇で行う。束がいくつもあり、祈願者の多いことをうかがわせる。大人の部のお宝まきも担当なので、会場に駆けつける。「いかるが太鼓」の演奏中に合流できて一安心。会場は、舞台を中心に、70歳以上とそれ以下とに分かれて誘導してある。全て事故防止の安全策だ。遅れて合流した和尚は、70歳以上の集まりにお宝を投げることにした。三笠饅頭の入った袋の中に当たりくじも入っているのだ。さらにはご縁のあるようにとリボンを付けた5円玉や虎饅頭など僧侶や巫女さんでお宝まき。お客様が景品の交換をなさっている間に、柴燈護摩に戻り、締めくくりの導師。あっという間に一日が過ぎてしまった。お昼は、着替えの間に、おにぎりとパンをペットボトルのお茶で流し込んだ。終えて、分院の4人でいただいたスタバのコーヒーの美味しかったこと。充実した春の一日でした。南無銭亀善神。合掌
桜花 銭亀善神 千手院
稚児の列 母も付き添ふ 信貴の春
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