2016年4月26日火曜日

新西国巡拝 第3回 客番安岡寺+14~17番

平成28年4月25日

楊谷寺本堂
先達仲間との新西国巡り。ナンバ8時出発。今回は、ツアーの下見をしたいと云う先達の意向を汲んでのコース。既に廻っている2ヶ寺が含まれる。客番安岡寺は、カーナビに気をつけないと安岡寺小学校に連れていかれる。今回は住所を打ちこんだら、うまく行った。「本堂へどうぞ」の声に、ゆっくりと拝観させていただく。本尊の如意輪観音は秘仏だが、脇侍の愛染明王や弘法大師作の不動明王、さらには地蔵菩薩に阿弥陀如来も安置されている。境内には大護摩壇の本尊「弘紹不動明王」(石仏)が祀られている。この寺は、近畿三十六不動尊霊場でもあるのだ。同じ高槻市内に14番神峯山寺がある。日本初の毘沙門天安置の寺とか。新西国の本尊は、国宝の聖観音、山に広がる境内は広く、護摩堂である「化城院」では二千日連続護摩修行中とか。次いで、柳谷観音で知られる17番楊谷寺へ。眼病の観音さま、独鈷水(おこうずい)の観音さまと親しまれ、ご本尊は十一面千手千眼観音。お庭も公開中で、橋本関雪の「湖光帆影」も寺宝公開。先達の一人は、子供の頃に一族郎党でお参りに来ていたと懐かし気だ。長岡京市から京都に向かい、16番大報恩寺へ。千本釈迦堂というほうが通りが良い。本尊は釈迦如来と六観音。新西国の本尊は千手観音となっているが、納経帖の墨書は「六観音」だ。打ち止めは、京都・新京極の15番誓願寺。お昼もとっくに過ぎて、まずは昼食をと、車を御池通りの地下駐車場に停め、寺町から新京極へ。大阪ミナミ、アメリカ村で大人気という「ローストビーフ丼」の店に飛び込む。和尚は一人、カレーが気になりオーダー。これは、大正解でした。14時過ぎに誓願寺に赴くと、何と大法要中。浄土宗西山深草派総本山である誓願寺は23~25日は法然上人の御忌会で、将にフィナーレだったのだ。豪華な法衣に身を包んだ僧侶達の法要を見学する。スタバのコーヒーで一息入れて帰路に。合掌

 長岡京の郊外で  朝堀りの 筍並ぶ 山城路

誓願寺の御忌会

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