国分寺(手前はかっての金堂の礎石) |
郷照寺の淡島明神 |
本日の最大の難所71番弥谷寺は、寺のマイクロバスで大師堂までは往復できるが、そこから本堂までは200段以上の石段が待っている。梵鐘を突いて気合を入れ、ゆっくり登る。お勤めの後は、阿弥陀三尊の磨崖仏を左手に下り、大師堂へ。奥には「獅子岩窟」と呼ばれる大師の学問所跡がある。山を下り、73番出釈迦寺へ。我拝師山から7歳の弘法大師が身を投げたところ、釈迦が現れたとの伝承からの寺名で、その場所に奥の院が建つ。寺には、遥拝所があり石碑に、釈迦如来と天女の姿と捨て身の稚児大師が刻まれている。駐車場が広々と整備されていたのにはビックリした。72番曼陀羅寺は大日如来がご本尊、西行法師の昼寝石や笠掛桜の逸話も。名物だった笠松が松くい虫に屈した後、その幹に大師像を刻み「笠松大師」となっている。74番甲山寺に滑り込めた。お山が、毘沙門天の兜の形に似ているからとの寺名。本尊薬師如来のほかに、洞窟に毘沙門天もお祀りしている。17時に打ち止めし、お宿の善通寺いろは会館へ。夕食は、赤門近くの「左近」、高校の同級生お薦めの和食処。美味しい料理の数々に大満足。推薦の同級生も顔を見せ、和尚に作務衣としょうゆ豆の差し入れ。さぬき市から駆け付けた遍路仲間は、女性軍にケーキ、男性軍には「黒霧島」の差し入れだ。20時で切り上げ、会館へ。何しろ21時門限、お風呂も21時までなのだ。お朝事が6時からなのでやむを得ないところ。合掌
春霞 溜池光る 讃岐路や
春の日を 背に浮かび立つ 讃岐富士
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