2016年9月3日土曜日

西国12回 32~33番 なんば発

平成28年8月17日

華厳寺満願堂
42名のお客様となんばから8時20分出発。長距離とあって近鉄バスのドライバーさんも2人体制。大津の蝉丸トンネルを起点に渋滞していたが、それでも9時40分草津SAに到着。いよいよ最大の難所32番観音正寺への山登りだ。10名の方が歩き組に。もう1台の京都組はわずか2名と云う。10名と和尚は、石寺の表参道からスタートし、バス組は五個荘からタクシーに乗り換える。10名の内、手術後という女性は遅れたが、9名はタクシー組とほぼ同時にたどり着いた。和尚もリュックにお勤めの道具や道中衣を入れ、Tシャツで登る。汗がしたたり落ちるが、幸いなことにやや薄曇りで風もある。松本明慶作の本尊千手観音は、総白檀でいつ拝見しても素晴らしい表情をなさっている。手術後の女性に、下りはタクシー利用を薦めていたが、なんと下りは歩きたいと云う男性が現れチェンジすることができた。歩き組が石寺の楽市楽座に到着して約30分、12時半にバスが迎えに来てくれた。その間、和尚はポカリを一気に飲み干し、扇風機で汗を飛ばす。既に腿の筋肉がパンパンだ。車中でお弁当をいただきながら、33番華厳寺に向かう。谷汲に近ずくと茶所・いび茶の里、百日紅の並木が珍しい。14時過ぎに駐車場到着、まずは、トイレに案内し小休止。山門まで参道を歩くが、山門前は、なんだかイベントの準備中。「十七夜コンサート」があると云う。いつものように、過去、現在、末来を象徴する三堂を廻り、満願。廻り終えた方々の喜びの笑顔があふれている。帰路は、谷汲あられの里に立ち寄り、草津SAで休憩して、なんば着19時15分。お疲れ様でした。合掌

  新涼や 百日紅咲く いびの里