2016年9月20日火曜日

西国1回  1番青岸渡寺 なんば発

平成28年9月7日

豪快な那智の滝
なんばを7時50分に出発、長距離とあってバスのドライバーさんも二人体制だ。紀ノ川SAの燕の巣も、皆巣立って空家状態で並んでいる。お立ち寄りの中田食品では、美味しい梅酒を度数の低い順に試飲し、ギャラリー梅園で収蔵品を鑑賞する。お客様にもご紹介すると、ほとんどの方が鑑賞されたようだった。はじめて那智の滝の屏風絵を拝見した。お店の方も初めて見たという。
高速道路が「すさみ」まで延長し、「すさみ道の駅」前から国道42号線に入り海岸線を走る。中田食品を出た頃から雨が降り出し、串本付近では豪雨状態に。紀伊勝浦新宮道路が1区間延伸し、大地付近から進入できる。かまぼこセンターに立ち寄って、那智の滝へ。雨とあって水量が半端ではなく、轟々と激しく落下している。記念写真も中止だ。お寺への参道に差し掛かる頃には、雨はほとんど止み、傘も不要。
本堂でのお参りの後は、高木住職の法話。札所の中で、住職や副住職が身近に法話をしてくださるのは、此処だけだ。特別拝観の三重塔へ案内しようと思ったが、大雨暴風警報が発令されたため、閉扉して拝観不能。これは残念でした。山を下る途中に参道に広がって登って来る一団に遭遇、「左側通行ですよ」と声を掛けるとガイドらしき女性が何やら一団に一言、何と中国からの観光客のようだった。なんば着20時前。悪天候の予報の中、参道の登り降りの時は、雨が止み、有り難いお参りとなりました。合掌

  爆音の 轟く瀧や 秋の那智 

  新涼や 燕の空き巣 二つ三つ

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