2009年7月15日水曜日
阪急 西国 10回 28番成相寺~29番松尾寺
平成21年7月15日
西宮北口から日本海沿いの2ヶ寺をおまいり。和尚の乗るバスは、この地出発の方のみ18名で、添乗員は、ホッコリタイプの外山智子嬢、バスは千里山の中型車(二野宮ドライバー)。最初の休憩地・西紀SAで、声を掛けてくれたご婦人がいた。和尚の自己紹介で電通に勤務していたと聞いたが、私の主人も電通社員でしたという。聞けば、大先輩の大杉さんのご夫人だった。大杉先輩は、和尚が入社した頃は、そごう百貨店担当の部長で、後に高松支局長を努められた。新聞担当だった和尚にとっては雲の上のお方だった。12,3年前に70歳を超えたところで逝かれたという。大杉夫人も、高松赴任中にお四国は結願し、今、西国を巡っているというではないか。なんという奇遇、先般高松でお世話になった筏先輩が、次長でコンビを組んでいたのだ。
ところで、成相寺は、日本三大景色のひとつ天の橋立を望む成相山にある。昼食は、橋立を望む岸辺のレストランでゆっくりとくつろいでいただいた。松尾寺は、77年振りの御開帳の真っ最中、次は33年後という。
バス2台分60名で読経し、お膝元近くで、拝観させていただいた。西国札所唯一の馬頭観世音菩薩、金箔が残る憤怒相のお顔は、予想に反して、優しく、まるで「しょうがない奴だ」と半分苦笑いしながら叱っているように思えた。新たなご縁をいただいた一日だった。合掌
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