2009年7月13日月曜日

遍路閑話  無名のスパースター 日高正人


平成21年7月12日

無名のスーパースターと名乗る日高正人さんの歌手生活40周年記念ディナーショーにいって来た。
彼との出会いは、奈良西大寺のスピリチュアル・コンサルタント松鳥榮子師の紹介によるもの。
丁度、団塊の世代の応援歌「やじろべえ」をリリースしたばかりの頃だった。電通マンと聞いてこの曲の感想を求められ、彼の車の中で聞いた。一度で気に入り、フアンになった。和尚は、詩吟の講師をやるくらいなので、カラオケも嫌いではない。最近は、マイクを持つとまずは「やじろべえ」からだ。
会場の尼崎ホテルホップインにファンが約150名、美味しい料理と薩摩焼酎をいただき、彼の熱唱に酔った。尼崎には、鹿児島出身の方が多く住むとかで、彼も「第2の故郷」と語っていた。従って、会場の雰囲気は暖かく、まるでファミリーコンサートのノリだった。彼のキャッチフレーズは「無限のありがとう」。
親友の南こうせつさんが、メッセージを寄せている。
「人生は山あり谷あり、人それぞれ色んな思い出を背中にしょって歩いてゆきます。僕等歌い手は、苦しい時もたった一人で、もがきながらマイクに向かって声を出します。時にはボロボロになって、お客さんは離れていき、くじけそうになります。それでも歌うことが好きで、そしてずっと歌うことが出来る人は奇跡に近いです。つまり今も現役でいられるということは、それだけですごいことだと思います。これからもずっと歌って下さい。なぜなら日高さんの歌で勇気をもらっている人が全国に沢山いるからです。日高正人は幸せな男です。」本当に幸せな男と和尚も思います。今日までのベストアルバムを聞くと、素晴らしい楽曲に恵まれている。デビュー当時の歌声とは、別人だがそれはそれで、人生の味が染み込んできたからでしょう。ほのぼのと心温まるディナーショーだった。合掌
日高正人の略歴
昭和45年に歌手デビュー。昭和47年、日本テレビ「全国歌謡選手権」で10週勝ち抜き脚光をあびる。
昭和58年日本武道館ワンマンコンサートで1万2千人を動員し「無名のスパースター」と称される。
昭和59年日本演歌大賞特別賞受賞。平成4年薩摩大使に委嘱され、歌を通じて故郷鹿児島を全国に紹介。
最近では、映画やドラマに出演するなど、存在感あふれる演技で好評を得ている。

0 件のコメント:

コメントを投稿