平成28年5月25日
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三井寺観音堂 |
お四国を和尚と一国巡りで廻り終えた仲間が、今度は西国にと言い出した。今回が第1回目、順番は和尚まかせなので、ご開帳中の石山寺をゆっくりとお参りするコースを組んでみた。隣町のご夫婦を迎えに行き、あとの先達二人とは9番南円堂で落ち合うことに。ご夫婦には、経本を渡し、お四国との違いについて説明しながら走る。8時半に南円堂に着いたが、駐車場は9時から。近くのパーキングに停めて、お参り。朝一とあってさわやかだ。10番三室戸寺は「関西花の寺」だが、紫陽花が開き始めた程度。11番上醍醐、准胝観音様は、下醍醐に降りられたので、今はのんびりと境内を散策できる。金堂、不動堂、真如三昧堂、祖師堂と案内して観音堂へ。ご本尊は、厨司のなかだ。お参りを終えるとお昼前、駐車場横の雨月亭に飛び込み蕎麦を頂く。思いのほか美味しくて大満足。京滋バイパスで12番岩間寺へ。芭蕉の古池の句で名高い寺で、雷除け、厄除けの観音様だ。本堂に上がらせていただいて、お参り。13番石山寺は33年振りのご開帳中。勅封を解く開白の日に行き合わせたのだが、団体とあってゆっくり拝めなかったのだ。二臂丈六の如意輪観音は、気高く堂々とされている。国宝の多宝塔や月見亭などご案内して、14番三井寺へ。観音堂から弁慶の引きずり鐘、金堂、晩鐘、釈迦堂と廻る。近江八景の「三井の晩鐘」の音は余韻が素晴らしい。打ち止めが丁度17時頃。丁度良い具合のコース設定となりました。各札所の入山料(除く南円堂)は、和尚は僧侶ということで免除、有り難いことです。次回は6月27日、コース設定
はこれから。合掌
醍醐寺にて 新緑を くぐり参るや 下醍醐
三井寺にて 五月風 三井の晩鐘 おごそかに
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石山寺 国宝の多宝塔 |
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