2016年5月28日土曜日

四国逆打ち4回 71~65番 なんば発

平成28年5月23~24日

雲辺寺の「おたのみなす」
大興寺門前の地蔵さん
逆打ちの中では、比較的ゆったりしていると云われる第4回、なんばから満員の45名のお客様と出発。幸いなことに、今回は他のコースからのバスは無く、我々だけのようだ。淡路島の室津SAで休憩し、71番弥谷寺に昼ごろ到着、約半数が歩き組なので、食事は後に回させていただいて、山登りだ。本堂まで540段の石段、マイクロバスを利用する組も最後の170段は歩いてもらうのだ。本堂から大師堂へ。大師堂の奥には、お大師が7歳の頃に勉強したという獅子の岩屋がある。参道を下り、仁王門を出ると「俳句茶屋」がお茶を用意して待っていてくれた。名物は「草餅」(@140円)、小鳥も餌をねだりにやってくる。前々からの約束なので、一句書き残した。「小鳥来る俳句の茶屋や弥谷寺」。遅めの食事は、麓の「みの道の駅」。温泉もあり、和尚の御先祖の墓が近くにあった頃は、墓参りの後、弥谷寺をお参りし、温泉で汗を流して帰るのが定番だった。70番本山寺は、五重塔の大修理中、馬頭観音がご本尊なのは札所でここだけだ。同じ境内にある69番神恵院、68番観音寺と廻る。順番を間違えないように、お客様にもお願いしておいた。初日の打ち止めは67番大興寺、お大師ゆかりのカヤや楠の古木が石段の横に居座っている。また、天台、真言両宗の道場でもあったところから、天台大師、弘法大師と大師堂が二つある。お宿は、オークラホテル丸亀、目の前にボートレース場があり、今夜はナイターだと云う。入場料は100円というので、食後に覗こうと云うお客様も。和尚は、父親の介護に帰省している同級生を呼び出し、一献。部屋に戻ると、丁度12レースのスタート、部屋からナイターレースの雰囲気を味わった。
24日 残り2ヶ寺なので、朝の出発は8時と遅め。66番雲辺寺へ。9時発のロープウエイで上り、10時発で下るスケジュール。いつもと趣向を変えて、仁王門から大師堂をお参りして本堂へ向かうことにした。四国高野というだけあって、大師堂の構成は、高野山奥の院風なのだ。お客様は、五百羅漢像や「おたのみなす」など興味が尽きない様子。.打ち止めは65番三角寺、タクシーなどに乗り換えて山門前まで。急な石段を上りつめると鐘楼門が待っている。順に鐘をついて境内に入る。一茶が詠んだ「山櫻」が本堂前にある。大師堂と廻り、寺名ゆかりの三角池に案内。お大師が三角の護摩壇を築いて修法された跡が、今は池となり弁天様が祀られている。昼前に打ち止めし、昼食会場は吉野川HWO。淡路経由で事故渋滞を避けて中国道へ、何と17時半頃梅田着。合掌

 大興寺にて  五月風 路傍の地蔵 我に似と
 
 雲辺寺にて  紫陽花の 若葉眼にしむ 雲辺寺

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