17日発につづく今月2回目の足摺岬コース。関西からは最も遠いコースなのだが、和尚にとっては好きなコースだ。御客様はキャンセルがあったとかで、28名。バス車内もゆったりとしている。阪神高速が突如、通行止めの表示。事故のようだ。生田川で降りて、北神戸線経由淡路島を目指す。後報では、福原と湊川間の4台がからむ死者が出るほどの大事故。生田川で降りれたのが幸いで、長時間の足止めを喰うところだった。室津、吉野川、ゆーいんぐ四万十で休憩し、39番延光寺到着は15時40分、7時間を超える長旅だ。本堂、大師堂、目洗いの井戸と廻り、笈摺の背に亀の朱印をいただく方を納経所に案内する。本日はこの1ヶ寺のみ、30分ほど走り、「四万十の川遊び」に直行する。なにしろ全員が参加希望のためだ。3月末で休業とのことなので、和尚も久しぶりにお供する。河口に近いため、川の底は海水、上水は淡水と2層構造とかで、魚の種類も多い。2種類の漁法を見学し、「アカメ館」でお買いもの。和尚は、「宗田鰹」の入った卓上瓶を20本頼んだ。御好みの醤油を入れて1週間もすると「鰹だし醤油」が完成する。醤油を注ぎ足しながら、1年間は賞味できるというのだ。和尚の詩吟教室の生徒さんや分院のお参りメンバーのリクエストで20本の購入となった次第。最近の地元紙の報道では、調味料のランキングで日本で2位になったという。
お宿は「サニーサイドホテル」、いつもの皿鉢料理の夕食時に鳴子踊りのパフォーマンスがある。お客様が沸いたのは、添乗員がブロンドの鬘で登場し、一踊りしたからだ。彼は、私と同じように頭を剃っているのだ。楽しい一時の後は、露天風呂。空が澄み渡り星空が美しい。見ると飛行機が灯を点滅させながら東方に向かっている。
四万十川の投網漁 |
帰路に、般若心経の解説やいろは歌の指導。添乗員がかけた林覺乗師の「おかげさま」の法話DVDがとても良かった。合掌
足摺温泉郷にて 春の夜や 航跡仰ぐ 露天風呂
佛木寺の紅梅 |
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