観自在寺の白梅 |
24日、6時40分に2台合同での食事作法。7時40分出発し、38番金剛福寺に。アッと云う間に着くので、朝のお勤めも短縮バージョンだ。門前で記念撮影の後、境内に。きれいに整備された境内に感嘆の声が聞こえる。お勤めの後に、五智如来についてお話する。それから岬の散策だ。ジョン万次郎像から展望台、椿トンネルから足摺燈台と七不思議を説明しながら巡る。合計1時間のお参りだ。岬を打ち戻り、土佐清水港の黒潮市場にお立ち寄り。鮪のかぶと煮が人気で、和尚もひとつ購入。いよいよ伊予の国だ。40番観自在寺は平城天皇ゆかりの寺、天皇の剃髪塔もある。白梅が満開で、美しい。大師堂の廻りの「お砂踏み」を一列になって勤め、41番龍光寺に向かう。この間で、昼食。参道の「風月庵」に声を掛け、お茶と試食のおまんじゅうを頼んでおく。パラパラと雨がきたので、本堂の軒下に入って勤行。しかしすぐ止んで青空に。42番佛木寺は、同じ三間町とあってすぐそばだ。山門が堂々として立派。藁ぶきの鐘楼も風情がある。大師堂の脇にある小堂には、かって弘法大師が本尊や脇侍2体を彫られた残材をお祀りしている。43番明石寺へは、かっては山越えで時間がかかったが、高速の開通のお陰で、約30分だ。納経に時間がかかることで知られているお寺なのだが、駐車場に着くと2のバスが停車している。これは、時間がかかると覚悟。山門に架けられた釋空海作として名高い漢詩を説明し、一吟披露。「三寶鳥」と題がつけられているが、正確には「後夜仏法僧鳥を聞く」が正しい。御宝号を七遍唱えて打ち止めだ。納経の終わるのを待って帰路についたが、時間短縮のため、休憩回数を減らすことに。吉野川SA、淡路SAの2ヶ所にしてひたすら走る。ドライバーさんの頑張りで、生駒着21時15分。今回和尚は、買い物ツアーとなってしまった。「鮪のかぶと煮」「宗田鰹しょうゆ」「ダバダ火振り(栗焼酎)」「文旦」等々だ。合掌
観自在寺にて 白や紅 梅見を兼ねる 遍路かな
足摺岬にて 春風や 海原はるか 万次郎
金剛福寺の池 |
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