2009年9月30日水曜日
阪急中部 西国第2回 2番~8番
平成21年9月28~29日
名古屋からの巡拝バスに添乗して2番紀三井寺から8番長谷寺までを案内した。初日は、長谷寺、法起院、岡寺、壺阪寺、葛井寺とまわり、2日目は、施福寺、紀三井寺、粉河寺とまわるコース。先日の西国の先達研修会で、壺阪寺の常盤住職の講演を聞いたので、さっそく車中でご紹介した。なんと、山門で件のご住職にばったり出会い、皆さんに、「先ほどお話したご住職ですよ」と紹介させていただいた。なんというタイミングだ。長谷寺、岡寺、壺坂寺は、御本尊と久しくお会いできるので、案内のしがいのあるお寺である。
施福寺は、上醍醐につぐ難所といわれているが、上醍醐は、途中までタクシーでゆくオプションもあり、いまは山上の落雷でお堂が焼失し、本尊は、醍醐寺金堂に安置されているので、まったく山登りの必要がない。そうすると、全員が、登らなければならない施福寺が、西国1番の難所ということになろう。かって心筋梗塞を患ったという人を含め、全員が無事お参りできた。また、この寺は、弘法大師が剃髪したゆかりの寺としても知られている。
紀三井寺の圧巻は、昨年の5月に落慶法要が営まれた「大千手十一面観世音菩薩像」、旧知の松本明慶大仏師の作になるもので日本最大観音立像である。300円(70歳以上は200円)の拝観料を払って入堂すると、その巨大さに、皆びっくり。階段を上って展望閣に至ると、和歌の浦が一望できるし、観音様のお顔をガラス越しに拝見できる。和尚も近くでお顔を拝見したのは、初体験だった。
お客の一人に、電通で同期の兄さんがいて帰宅後、電話をしてくれたらしく、さっそく懐かしい連絡をいただいた。久しぶりに東京で11月に同期会を開催するという。和尚もかけつけることを約した。
(写真は施福寺・弘法大師御髪堂)
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10月15日に2番から4番にお参りしますから、観音立像しっかり見てきます。楽しみです。 野見山
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