2010年10月9日土曜日

四国4回 17番~23番


平成22年10月4~5日

西大寺から43名のお客様と8時15分出発、雨中のスタートだったが淡路SAに着く頃には雨もあがり、絶好のおまいり日和となった。17番井戸寺からお参り、阿波藩主蜂須賀重喜公が大谷別邸から移築したという大門が印象的だ。本堂の七佛薬師に圧倒される。今日は、時間のかかるお山だけは打ち上げたいと20番鶴林寺、21番太龍寺と廻ることに。鶴林寺では、鶴の朱印を押していただくお客様も多かった。太龍寺は、別名・西の高野。大師堂が、高野山奥の院と同じ配置となっている。本坊廊下の天井の太龍の墨絵を拝み下山。天気が良くなって霞がかかり、鶴林寺の三重の塔が見えなかったのは残念だったが、お客様は、ケーブルカーからの景色を堪能していただいたようだった。もう一ケ寺廻ろうかと思ったが、16時半を過ぎそうな感じがしてあきらめた。蝋燭、お線香をご供養できない時間になりそうだからだ。無理をして運心でお願いするより、朝少し速く出発する方を選択した。17時過ぎに宿の偕楽園に到着、夕食までゆっくりくつろいでいただき、そのかわり、出発を7時45分でお願いした。おまつりで阿波踊り会館が無料とかで、結構多くのお客さんが楽しまれたようだった。
2日目は、18番恩山寺、19番立江寺、22番平等寺、23番薬王寺と廻る。恩山寺のふもとは、義経が屋島の戦いの折に上陸した地点で、その石碑が建っている。ここから上陸し、3番金泉寺で休息をとり、屋島へ向かった訳だ。立江寺は、阿波の関所寺、夫殺しの罪に問われたお京さんの黒髪が祀られている。平等寺では、「白水の井戸」から霊水をいただく方も。薬王寺は全国区の厄除けの寺、和尚の師僧・東寺の砂原秀遍堄下の修行の寺でもあって感概深いものがある。また、1円硬貨に両替してもらって、石段に一枚づつ置いて、厄除け祈願をする方も数人。お参りの後、瑜祇塔まで還暦坂を登り、五智如来を拝んで日和佐の海をながめる。「上がってきて、よかった」の声。打ち止めは丁度12時ジャスト。薬師会館で食事作法をして昼食、いつもとメニューが違って、チキンカツが追加されている。お客様のアンケートの反映かと、添乗の中川さんと顔を見合わせた。食後は、一気に「阿波の里」まで走る。「青唐辛子味噌」の話をしていたが、何と売り切れで入荷待ちの状況、皆さんがっかり。中川さんが、淡路ハイウエイオアシスに電話して確認すると、漬物売り場に「すだち入りの青唐辛子味噌」は、置いてあるとの返事。早速、お客様に伝えることに。確認に行くと「上沼恵美子推奨」とプレートがついていた。18時15分西大寺着。お疲れ様。合掌
(写真は恩山寺の修行大師像)

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