2017年1月23日月曜日

東寺 後七日御修法 

平成29年1月14日

勅使の入堂
新年8日から14日までの7日間、東寺潅頂院を舞台に真言宗最高のご修法が展開される。835年から宮中真言院で修せられたもので、明治16年からは東寺潅頂院に舞台を移して続けられている。
開白日、中日、結願日には宮内庁より勅使が参拝する。今年は、小峰一允智積院化主を大阿闍梨(導師)に仲田順和醍醐寺座主、立部祐道仁和寺門跡、小池弘三須磨寺貫主など15名の定額僧が出仕、天皇陛下の御衣を奉じて21座の法要が続けられた。和尚は、14日の結願日にお参りして、ご案内のチラシを配り、還列を拝んで後拝みに参加するのを常としている。「後拝み」とは、21座の御修法の潅頂院をそのままの状態で拝観させていただくもの。今年は、いつもより院内が暗くてよく見えなかったのが残念で、係の僧に聞くとやはりいつもより暗いのではとの返事だった。
師僧の砂原秀遍長者に御年賀をお届けして、先達仲間と晦庵河道屋へ。鴨南蛮と季節の炊き込みご飯のセットをいただいて、錦市場へといつものコース。京都へ入る頃は、猛吹雪だったが、次第に収まり、良いお参りとなりました。合掌

 還列の 僧に緋傘の 御修法(みしほ)かな

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