平成29年1月24日
なんばより21名のお客様と8時20分出発。いつもの半分ほどのお客様なので、2席にお一人様というゆったりさ。淡路SA、徳島とくとくターミナルで休憩し、23番薬王寺に12時前に到着。「厄除けの寺」として全国的に有名な寺で、吉川英治の「鳴門秘帖」や司馬遼太郎の「空海の風景」にも登場し記念碑が建っている。女厄坂、男厄坂を登ると本堂が正面に。若い役僧に声をかけて、本堂に上がれせていただく。大師堂をお参りして61段の還暦坂を上り、愉祇塔の五智如来を解説。上層から眺める日和佐の海も素晴らしい。22番平等寺は、改装なった本堂も大師堂も椅子席が用意されていてお客様には好評だ。白水の井戸から霊水を汲む方も。14時20分初のロープウエイで太龍寺へ、下りは15時20分と伝えて、お参り開始。本堂への石段を登る方とスロープを利用する方が半分づづという感じ。大師堂の配置は、高野山奥の院を模しており「西の高野」と云われる。もう1ヶ寺回れると、18番恩山寺を目指す。ふもとに源義経上陸地の石碑があり、屋島の合戦時は、ここから北上したのだ。珍しく釈迦10大弟子の像が並んでいるので、かいつまんで解説。16時50分打ちあげて、帰ろうとすると、逆打ち11回のバスが上ってくるので、待機をとの寺の連絡、無理をお願いしたらしい。ところが、そのバスは駐車場に入らずお客様を下し始めた。駐車場で待っていた我々のバスは、道をふさがれ待たされる羽目に。お宿は分宿、相部屋組が「昴宿よしの」、個室組が「クレメントホテル徳島」。夕食時の暴飲暴食がたたったのか、横になっても断続的に胃がきりきりと痛む。朝は、食事を抜いてコンビニで胃腸薬を購入。
7時半出発。携帯を忘れたかもというご婦人がいて、バスは駅前ロータリーを1周してホテルへ戻ったが、「ありました」との勘違いの声で、「よしの」でお客様を迎え17番井戸寺へ。本堂の七仏薬師を拝んでもらいたいと思っていたが、開錠が9時なので間に合わず。面影の井戸の霊水を各々ペットボトルに詰めて16番観音寺へ。バイパスにバスを停めて、歩いて往復する。19番立江寺に10時到着。納経所にお願いして、本堂に上らせていただき、両脇に掲げられた両曼陀羅もライトアップをお願いする。これは、映画「空海」の撮影時に使用されたものと説明する。本尊地蔵菩薩や絵格子天井も素晴らしく、お客様は大満足。門前の立江餅も10ケースほど残っていて、これもラッキー。20番鶴林寺へ登る。バス駐車場からの急坂や本堂への石段に息を切らしながら登り、お参り。大師堂でのお参りの後は、道中衣の背中に鶴のご朱印を頂く方も。39番延光寺の亀とセットにするのだ。12時20分打ち止め。昼食会場のロイヤルガーデンホテルへ。お客様にとっては、4回目にして初めての食事作法を行う。和尚のお腹はどうしようもないので、小椀のお蕎麦と卵焼き1切れ、ご飯を2口いただき、味噌汁を啜る程度にとどめた。帰路ハレルヤ製菓に立ち寄り、梅田17時過ぎ、なんば17時30分到着。風は冷たく寒かったが、天気は良くて良いお参りとなりました。和尚の胃を除けば。
合掌
寒風に 揺られ渡る 鳴門橋
2017年1月27日金曜日
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