2016年11月20日日曜日

逆打ち11回 22~12番 梅田発

平成28年11月15~16日
焼山寺参道の阿閦如来

梅田から千里中央に廻るコース、和尚にとっては初めてのコースで、皆さん初対面と思っていたら、巡打ちでご一緒した方が数名いらして、ホッとする。お客様は43名、他に京都、寝屋川、高槻からも出ていて合計4台の阪急勢だ。千里を8時20分に出発、2度の休憩を経て22番平等寺に12時過ぎに到着。京都組と同着となり、合同でのお参りとなった。80名を越える大合唱は、凄い迫力だ。改修を終えたばかりの本堂は、正面に本尊薬師如来、向かって右に不動明王、左に大日如来。明るくて、拝み易い。21番太龍寺のロープウエイは、臨時便を出してくれ、那賀川を越え、山を越えて10分ほど。20番鶴林寺の三重の塔も良く見える。弘法大師の修行の地でもあり「西の高野」として、大師堂の配置は、高野山奥の院と同じだ。鶴林寺へは、ドライバーさんが挑戦してみると云うので、川沿いのルートを走る。バス駐車場から少し登って一般の駐車場に至ると、新しいトイレが。少し雨がぱらつくが、傘を差すほどではない。背中に亀の朱印を頂く方も。19番立江寺に間に合うようにとドライバーさんは、蜜柑山ルートを下る。お陰で17時になんとかたどり着けた。暗闇が迫る中で、本堂は、明りが付き本尊や両界曼荼羅が鮮やかに浮かび上がり幻想的だ。黒髪堂では、懐中電灯を持っている方が、明りを照らす。お宿は、ホテルクレメントと昴宿芳野との分宿。和尚はホテル組でバイキング。先達仲間が一杯やろうと云うので、芳野の近くの「安兵衛」に。ウツボの唐揚げを肴に焼酎のお湯割りを頂く。般若心経の資料のコピーを芳野にお願いして、1部10円で無理を云う。ホテルでは高すぎるからだ。
16日 7時半に出発、本日は残り7ヶ寺廻らなければならない。各車の中では、我々が最後尾だ。
18番恩山寺の本堂では、また京都組と合唱、大師堂、釈迦の10大弟子と巡る。17番井戸寺の本堂では「千枚通し」が好評、面影の井戸で霊水をペットボトルに。16番観音寺で大渋滞、1時間半以上を費やした。筆運びが、とても丁寧と添乗員。15番国分寺と14番常楽寺の間は、歩くのだが、バスで運んで貰って時間短縮を図る。とっくに昼時は過ぎているのだが、食事会場は神山温泉の四季の里。まずは13番大日寺を済ませなければならない。納経所にに金住職が居ると云うのでご挨拶、大師堂前で、住職と全員で記念撮影。四季の里で14時半から食事。12番焼山寺の紅葉が素晴らしい。山門左手の銀杏が金色に輝いている。駐車場の「すだち館」の吊るし柿が人気、さらに二週間ほど吊るす必要があるそうだ。駐車場を17時に出発。20時半千里中央、21時梅田着。合掌

 白鷺の 群れ立つ中洲 冬来る

 小春日や 求聞持大師 西高野

 黄金の 銀杏に流る 香煙や

 神無月 佛訪ねる 遍路旅

 見納めの スーパームーンか 淡路島

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