杖杉庵の弘法大師と衛門三郎像 |
その参道の入り口には、大きな布袋様が迎えてくれる。境内に入ると樹齢数百年の巨木が林立し、独特な雰囲気を醸し出している。正面に虚空蔵菩薩を祀る本堂、右手に大師堂そして左手に三面大黒天堂と云う配置だ。「へんろ駅」に戻り、「すだち館」でお菓子のご接待。和尚は、鳴門金時とすだちを求める。愛犬が、蒸し芋が大好きなのだ。14時15分、13番大日寺到着。韓国伝統舞踊の国宝級の踊り手が、ご住職だ。先代住職が逝去の後、一人息子が父の後を継ぎたいと云うので、成長するまで彼女が住職になる決心をして修行されたエピソードは、知る人ぞ知る。14番常楽寺の近くでバスを降りて、歩く。本堂前の「アララギ大師」にカメラを向ける方も多い。大師堂前に建てられた角塔婆の「不闕日々影向 処々検知遺跡」の言葉について説明、15番国分寺に向かう。この間800mは、全くの歩き遍路、途中にある「八祖大師堂」で皆の揃うのを待って、「真言八祖」について解説する。国分寺のご本尊は薬師如来、脇侍の日光・月光菩薩をたとえに「女性は太陽」の話をさせて頂く。大師堂は開創1,200年に合わせて新築されたもの。打ち止めは16時30分。
帰路の車中で「いろは歌」の説明と歌の練習。85番八栗寺のケーブルで、大合唱しようというのが和尚の魂胆なのだ。淡路HWOまで2時間少々、阪神高速は渋滞情報だ。ドライバーさんは、迂回して時間短縮を図ってくれた。梅田20時前、なんば20時15分過ぎ。お疲れ様でした。合掌
焼山寺にて 秋の風 すだちの里や 焼山寺
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