2010年5月10日月曜日

四国2回 7番~11番 藤に魅せられて


平成22年5月8日

南海堺駅前から乗車して、阿波路に向かう。お客様は何と13名、いつもと違ってゆったりとした御参りができる。この日は阪急トラピックスのバスは4台、梅田・難波発が2台、西宮発1台ということで、我々が、先頭を走ることになる。1回目で買いそびれた納経用品を、霊山寺で買い求める人が結構いて、驚かされた。和尚のコース取りは、逆打ち。なぜなら、お昼のお弁当をいただくタイミングを考えると、11番藤井寺から10番切幡寺へ向かう車中が、最も時間が取れるからだ。弘法大師御手植えといわれる藤の花が残っているかと心配したが、山門をくぐるとしっかりと迎えてくださった。切幡寺へは、タクシーのオプションがあるが、希望者は4名、残りは歩き遍路に挑戦だ。山門までだらだらと登り、そこから333段の石段を登る。御参りの後、切幡の大塔まで案内して石段を登ると、眼下に吉野川の清流を望む高台に出る。大塔は、住吉神宮寺が廃寺になる際に、西塔を10年かけて移築したもの。豊臣秀頼が秀吉の菩提を弔うため東西2塔を寄進したもので、移築された西塔は、重文指定だ。
ここまで案内する先達は、少ないようだが、登られたお客様は、必ず感動されるようだ。だから、和尚は必ず案内するのだ。9番法輪寺門前の草餅は、我がバスで売り切れになってしまった。熊谷寺、十楽寺とまわり淡路HOで買い物して、堺到着が18時15分。さわやかな空気の中で、本当にスムースな一日だった。今日は珍しく、讃岐の櫻谷先達と遭遇、おいなりさんや飴などご接待にあずかり、飴はお客さんと分け合った。合掌(写真は、藤井寺の藤棚)

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