2009年10月20日火曜日

阪急 四国第7回 38番~43番


平成21年10月13~14日

片山添乗員と1年ぶりのコンビで、最も遠隔地である足摺岬の38番金剛福寺から伊予路の43番明石寺までの6カ寺を打った。なぜ1年ぶりかというと昨年和尚はバスに冬用の帽子を忘れ、彼に預かってもらっていた。それを持って来てくれたので、1年ぶりと確認できたわけだ。
難波を8時半に出発して、ひたすらバスは走るが、足摺岬に辿り着いたのは4時過ぎだった。40名のお客様に、「間もなく到着ですので、御準備を」と伝えた直後、カーブで中央線をはみだしてきた乗用車がバスの後部に接触し、事故処理となってしまった。接触ポイント近くのお客様は、乗用車が、はみだして接触してきたと言うのだが、乗用車は、止まっていたのにバスが当たってきたという。どちらにしても、お参りにはギリギリの時間なので、どうしようかと思っていると、片山添乗員が宿泊先のホテルビロー園に電話し車でのピストン輸送を依頼、お陰で警察を待つバスを置いてお参りすることができた。
お参りを終えて、夕暮れの中を岬巡りへ。ジョン万次郎像、展望台、灯台、大師の七不思議などを散策して門前に戻ると、事故処理を終えたバスが待機してくれていた。
14日は、まず、お弁当を積み込みがてら土佐清水港の「足摺黒潮市場」にお立ち寄り。ここにしか売っていない「まぐろのかぶと煮」が、素晴らしく和尚の好物でもあるので御紹介すると、試食をしたお客様たちが気に入って大量にお買い上げ、喜んだ店長が和尚にそれをご接待していただいた。(ごちそうさまです)
延光寺、観自在寺、龍光寺、佛木寺、明石寺と廻って帰路についたのだが、トイレ休憩の淡路SAを出発直後、トイレに貴重品の入ったポーチを置き忘れたとのお客さんの声、片山添乗員がSAの管理事務所に電話するも繋がらず、彼の判断でお客様の了解を得て、明石大橋を渡ってから、Uターンしトイレに駆け込むと無事ポーチを発見、バスは拍手に包まれた。
いろいろなことがあったが、お四国巡りに参加するお客様の温かい心根をしみじみと感じた2日間だった。
(写真は、延光寺の海亀が竜宮から持ち帰ったという梵鐘の石像)

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