2017年4月19日水曜日

西国1回 青岸渡寺 生駒発

平成29年4月12日

水量が落ち着き、滝口が3口に見える那智の滝
連日の青岸渡寺参り、今日は生駒発8時20分。満員状態のお客様を乗せる奈良観光バスは、ドライバー2名体制、それだけ距離があるというわけだ。昨日と打って変わって、さわやかな春の日差しが注いでいる。同じ行程でも、スタートが遅いので、滝で記念撮影し、寺への参道を登り始めたのは、14時をまわっていた。今日は副住職のお話を聞いて、三重塔へ。生駒着20時30分。合掌

 春風に 花散り始む 那智の山

西国1回 青岸渡寺 天王寺発

水量豊富な那智の滝と桜花
平成29年4月11日

いよいよ春のお参りシーズンがスタート。西国も四国も第1回目が始まる。三国が丘から添乗する予定だったが、早く目覚めたので天王寺からに変更した。お客様は42名と満員状態、三国が丘で集合場所の分からないお客様がいて、添乗員が迎えに走る。予定より10分ほどのロスタイム。紀ノ川で休憩して立ち寄り先の中田食品へ。梅製品の製造元だが、お勧めは「ギャラリー梅園」。集めめている美術品の数も相当なもので、季節ごとに入れ替えて展示する。この時期は春がテーマだ。
雨の中、特に風が強い。13時過ぎに那智の滝、記念撮影も中止。滝の水量も怖いくらいだ。お寺では、ご住職の法話をいただき、三重塔に案内する。(お寺から無料拝観券を人数分いただく)強風で4階は閉鎖だが、2階から展望させていただく。15時出発、「ちかつゆ」「紀ノ川SA」に立ち寄り、天王寺帰着20時。雨の一日だったが、お参りの最中は傘も要らず、良いお参りでした。合掌

 春雨を 抱き膨らむ 那智の滝

 雨に散る 熊野古道の 桜花

2017年4月6日木曜日

高野山大学 入学式

平成29年4月5日

高野山大学の入学式が挙行された。和尚は、同窓会大学院通信教育課程支部長として、できる限り参列することにしている。会場は松下講堂黎明館。今年の新入生は、学部、別科、大学院を合わせて98名(内女性43名)だ。特徴的なことは、東南アジアからの留学生が11名に及ぶこと。タイ、ミャンマー、中国などからだ。学長も新任の乾龍仁教授である。一人ひとりの名前を読み上げて行くのが高野山流、お和尚の母校マンモス大学の入学式ではありえない。黎明館前では、こうや君の着ぐるみが待ち受け、記念写真の要望に応えている。和尚も早く到着したので、その恩恵に預かった。1時間ほどの式典の後、新入生たちは金剛峯寺へお参り。和尚は、奥の院の参拝へ。相変わらず西洋系の外国人が目に着く。ミシュランの旅ガイドに三つ星が付いたとかで、高野山に訪れる外国人の半数はフランス人と聞いている。和尚の周りからも別科に入学した方がいて、ささやかにお祝いの昼食を摂って下山。合掌

2017年4月4日火曜日

土佐の国一国巡り 24~37番

平成29年3月27~29日

みくろ洞
不動巌の洞
秀寛和尚と巡るお四国遍路の旅シリーズも18回目、今回は土佐の国。金剛福寺と延光寺は伊予の国巡りに回して、残り14ヶ寺を巡る3日間。メンバーは、ドライバーさんを含め前回と同じ7名だ。なんばを8時半に出発して24番最御崎寺を目指す。淡路島の室津PAで小休憩して薬王寺麓の日和佐の道の駅で昼食休憩。足湯にお弁当を持ちこむ方もいたが、それは禁止と後で気がついた。海岸線をひた走り14時前にみくろ洞到着。崩落の危険があると、今は柵がしてあり立ち入り禁止となっている。最御崎寺は、山門前に駐車し、少し参道を登り境内へ。大師堂、一畑薬師堂、本堂とお参り。25番津照寺の石段に音を上げながら本堂へ。大師堂とお参りして、不動厳へ。ここは26番金剛頂寺の飛び地境内なのだが、弘法大師の室戸の修行の地は、此処ではないかとの説が地元では強い。地質学者は、当時のみくろ洞は海面すれすれで修行などとてもできないというのだ。不動厳付近は、風も強く、波飛沫も凄い。修行にふさわしいところと云えよう。16時過ぎに金剛頂寺へ、本堂、大師堂とお参りして宿坊入り。いつもながらの美味しい夕食だ。
28日 6時から護摩堂でお朝事。豊山派宗務総長の任を終えられた坂井智宏住職直々のお勤め、昨年作られたという見事なお寺の案内小冊子をいただいた。写真も資料も豊富で、重文の金剛旅壇具の写真には驚かされた。27番神峯寺へ向かう。急で、曲がりくねった山道を登り、駐車場へ。
ここからは、歩きだ。報恩の碑の前では、水谷繁治・しづ夫妻の霊験記を思い出して貰う。納経を済ませ、神峯の水をいただいて急な石段を登り本堂へ。大師堂からはスロープをくだり山門を経て駐車場に戻る。出発の寸前、荷物を忘れたと駆け戻る方。無事納経所に届けられていて事無きを得た。麓の地場産品直売「神峯」に立ち寄り「遍路君バッチ」を買い求めて28番大日寺へ。バスなら麓で駐車なのだが、我々の車は山門前までOKだ。お不動さんの縁日とあって、護摩堂では住職が護摩供の最中。本堂も外陣が解放されている。お寺のこだわりがあるので、本尊大日如来のご真言も金剛界の「オン バザラダトバン」を唱える。29番国分寺は、土佐の苔寺。とくに納経所の周りが美しい。30番善楽寺まで打って、遅めの昼食は「とさ市場」。鰹のタタキやてんぷらに舌鼓を打つのだが、お勧めと書いてある「ウツボのタタキ」が超美味だった。31番竹林寺は、本坊の建て替え工事中。32番禅師峯寺、33番雪蹊寺と打って時間切れ。34番種間寺は明日に回してお宿の三陽荘へ。夕食で名物「塩タタキ」を味合わせて頂く。これは絶品だ。大阪の阪急のバスも宿泊で、馴染みの先輩先達と一献傾けながら懇談、少し飲みすぎたか、朝風呂には入れなかった。
29日 7時半に出発して36番青龍寺へ。本堂へ向けまっすぐ登る石段に息を切らせるが、鶯の声が大歓迎してくれる。お参りの後は、スロープを下り恵果堂へ。長い中国線香が置いてあるので、それもお供えしてお参り。恵果堂があるのは、此処だけなのだ。34番種間寺では、安産祈祷の底の抜いた柄杓を眺め、35番清滝寺への細くて急な山道をこわごわ走る。境内の薬師像台座の戒壇巡りに挑戦し、打ち止めの37番岩本寺へ。五本尊のご真言を唱え、天井の格子絵を眺める。猫からマリリンモンローまで多彩で見飽きない。本坊に展示されている修復なった奥の院の本尊地蔵菩薩を拝観し、打ち止めは12時。「此処や」のアイスクリンを楽しんで、「ゆういんぐ四万十」で昼食。ミレーのビスケットや手造りおにぎりなど買い込んで、帰路に。阪神高速神戸線の大渋滞に遭遇したものの、梅田、なんばと送り解散。これにて結願の3人から「結願の証」を依頼されたので、和尚も30回記念の結願の証を思い立った。できるだけ早くに大窪寺に行ってまいります。合掌

空と海 歩き遍路や 土佐の路

法螺の音に 初音応ゆる 最御崎

八輪の 桜迎ゆる 東寺(ひがしでら)

春時雨 不動巌にも 波飛沫

春苔の 緑輝く 国分寺

鶯の 乱れ鳴くなり 青龍寺

菜の花や 結願の旅 土佐の路

朝寝して 朝寝朝酒 露天風呂

春惜しむ 土佐文旦の 歯ごたえや

2017年3月20日月曜日

西国あれこれ

平成29年3月20日

西国全周の折に、お客様の対応に追われ、ご朱印漏れの寺があることを発見。和尚のご先祖の墓は平成17年に讃岐から京都に移転しているので、お彼岸の墓参りを兼ねて、リカバリーに。
まずは、番外元慶寺に。北花山院交差点から下り左折しようと思ったが、和尚の腕では無理と判断、そばのドラックストアの駐車場に停めてお参りすることに。お参り後、近くの京都東山花鳥霊園に墓参。お参りのお花が満ち満ちている。日本人の心根を感じさせられる光景だ。和尚もお四国、石手寺門前の棕櫚屋でいただいた墓石磨きを駆使して磨きたてる。経を唱え、六波羅密寺へ。連休とあって参拝客の姿も多い。本堂に座り、勤行。帰路に。

六波羅寺 神籤読み合ふ 京の春

2017年3月19日日曜日

東京阪急 西国全周 7泊8日

平成29年3月11~18日

阪急東京の春の恒例西国全周に名古屋から添乗、お客様は21名。海外旅行より高いお参りツアーを選んだ方々だ。名古屋駅で9時過ぎに合流し、1番青岸渡寺を目指す。嬉野PA、七里御浜みかんパークで休憩の後、那智の滝に14時15分到着。滝前で記念撮影し、青岸渡寺の参道を登る。三重塔も開扉しているが、15時半までというので、慌てて駆け込む。ここは那智の滝の最高の撮影ポイントだ。今日は東日本大震災の7回忌、14時46分にサイレンが鳴る。和尚も呼応してホラ貝を吹き鳴らす。那智大社を参拝して下山、南部ロイヤルホテルに向かう。17時前に橋杭岩で見学休憩。先日和尚は、ここの売店でホラ貝を衝動買いし、加工してもらったのだ。お店の方にその報告をすると、ぜひ見せて欲しいし、吹いてみて欲しいというので、リクエストに応える。18時半頃ロイヤルホテル到着。
12日 8時出発。岸和田SAで、トイレを済ませ、4番施福寺を10時過ぎから登山開始。皆で、本堂に入りお勤めする。堂内を解説しながら案内して下山。槙尾観光センターで、草餅などが良く売れている。昼食会場の「はやし」に13時着。食事もそこそこに2番紀三井寺の石段を登る。お勤め後の大観音の参拝も、下から見上げて解説するに留めた。3番粉河寺に15時30分頃着、内陣でお勤めし、16時過ぎ6番壺坂寺に向け出発。電話で、向かう旨伝えると、17時までには着いて欲しいという。17時から警備会社の管轄になるというのだ。ドライバーさんが、裏道を探し走りに走ってくれたお陰で、16時55分に滑り込み。ご住職も心配して入口までお迎えに。着いたからにはゆっくり参拝をと云っていただき、大講堂のお雛飾りも開けておいて下さった。山内の石仏も拝観でき感謝感謝だ。結局18時前まで滞在し、宿の橿原ロイヤルホテルへ。明朝の神宮参拝をお勧めして、和尚は帰宅。30分ほどなのだ。
長谷寺の寒牡丹
13日 8時出発。気分の悪いお客様がいて、添乗員に付き添われ病院に。8番長谷寺の駐車場にバスを停め、番外の法起院へ。9時開門なのだが、10分ほど早く開けていただく。長谷寺登廊横には、寒牡丹が蓑の中にまだ花を付けていて、撮影会の雰囲気となる。本堂、大師堂、本長谷寺、五重塔と案内して、7番岡寺へ。30分ほどで到着。厄除け祈祷の期間で、本堂には上がれないが、厄除けの鐘を突き、龍蓋池、大師堂と回る。少し早目の昼食を「柿の葉ずしヤマト」で済ませ、5番葛井寺へ。バスの駐車場が閉鎖になったので、大型バスなら駅前で降りて商店街を歩くのだが、中型バスの強みで、いつもの処で降りてバスは回送。門前の葛井餅屋さんが、喜んでくれた。参拝客のルートが変わり、お客が減ったというのだ。45分ほどで、9番南円堂へ。残念なことに国宝館は工事中だ。14時20分頃に20番善峯寺に向け出発し15時半着。つづれ折りの急な参道を登ると説明していたのだが、駐車場のお店の方が、中型バスは上まで上がれると教えて下さった。本堂でお参りの後、遊龍の松など境内をゆっくり見学でき、京都東急ホテルにも17時に到着できた。和尚は、コンビニで般若心経の資料のコピー。ホテルには高くて頼めないからだ。病院に行ったお客様も、無事ホテルに直行し元気を取り戻したようだ。
14日 8時出発。17番六波羅蜜寺へ。本堂でお参り後、宝物館の見学。教科書に出てくる空也上人像など重文の宝庫だ。番外の元慶寺へは、歩け歩けなので、添乗員を先頭に和尚が最後尾について迷子予防。11番醍醐寺の入場システムが、変更になっていて、今は納経料、三宝院、宝物館の見学料込みで800円という閑散期サービス料金。季節によって変動するというので、HPなどで常にチェックが必要だ。1時間ほどかけて楽しんでいただく。10番三室戸寺は花の寺だが、今は静かなものだ。お昼は、平等院近くの喜撰茶屋。少し多めに時間を取って、平等院も各自で拝観していただく。12番正法寺(岩間寺)には、松尾芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」の句に出てくる古池が本堂と不動堂の間にある。13番石山寺は、和尚の属する東寺真言宗の大本山。山内も広いので、見どころを案内して回ると50分近く要した。普賢院跡の梅林が見頃で素晴らしい。14番園城寺(三井寺)も広いお寺、まずは観音堂への石段を登る。数えてみると178段だった。弁慶の引きずり鐘、金堂、三井の晩鐘、釈迦堂など案内して、打ち止めは16時40分。
石山寺普賢院跡の梅林
15日 7時45分出発。16番清水寺に一番乗り、バスの駐車場も1台もいない。参道のお店も半分以上閉まっている。したがっていつも大行列の音羽の滝も貸切状態。和尚の先輩の村上喜宝堂にも、電話を入れて早めに開けてくれるよう頼んでおいたので、なんとか間に合った。1時間半ほど、楽しんでもらった。19番行願寺(革堂)は特別御開帳の時期にあたり、お勤めの後に内拝させていただく。(500円)18番六角堂頂法寺も御開帳だ。ご本尊は5.5cmの如意輪観音なので、お前立の脇からお姿を遠くに拝むことに。(1000円)両寺とも和尚は初めての御開帳だ。早めのお昼は、八ツ橋西尾の本店、料理は京都のおばんざいなので、女性軍には好評のはずだ。食後はお買いものタイム。12時に15番今熊野観音寺に向け出発、なんとこちらもご開帳。(200円)御開帳料金が三者三様なのが面白い。京都を離れ、22番総持寺へ。中型バスなので、線路のガード下がくぐれて、お寺の近くで下してもらうことができた。23番勝尾寺は、勝運の寺。境内の石段を登り始めた頃に、定例の法要が終わり、本堂の中でお勤めさせていただいた。和尚は2度目の経験。お客様は、御開帳もあり、幸運な1日と大喜びだ。境内の整備が終わり、帰路が多宝塔を回るルートとなっている。打ち止めは21番穴太寺、本堂の寝釈迦を撫でて、お宿の宮津ロイヤルホテルを目指すが、まずはトイレをと、「道の駅ガレリアかめおか」に立ち寄る。ホテル着18時20分。
中山寺五重塔
16日 8時出発。いったん福井県に入り、29番松尾寺へは1時間ほど。本堂に上がりお勤め。山主松尾心空師の講演録「日本を救った新渡戸稲造著「武士道」について」を2冊購入。1冊は居合道の先生へのお土産だ。次いで28番成相寺への急坂をバスは喘ぎながら登る。境内にはまだ雪が多く残っている。内拝をしていただき、孔雀明王、閻魔大王など案内し、ドライバーにお願いしてパノラマ展望台に登ってもらい、天橋立を眼下に楽しんでいただく。昼食は、本伊勢・籠(この)神社近くの松井物産、参道の店々のオイルサーデンの値段をチェックしながら歩く。TVで有名になったこの缶詰は、お店によって小売値段が違うのだ。決めたお店で聞くと、片口イワシとマイワシで値段が違う、本来は片口イワシなんだが、味はマイワシが上で、値段も高いという。和尚は3缶づつ買うことにした。(帰宅して買い置きを見ると、マイワシでした)食事後2時間かけて番外花山院菩提寺へ。タクシーのピストンで、急坂を登る。花山法皇堂でお参りの後、「本堂、ご廟などをお参りし、納経所前から有馬富士をご覧ください」と案内する。打ち止めは、24番中山寺。お楽しみは五重塔だ。工事中から気にはなっていたが、先日完成と聞いていたのだ。「青龍」と扁額がかかっている如く、青色を基調とした彩色がなされており、現代風で鮮やかだ。お参りの後は、広い境内を説明し、各自で自由に拝観していただく。17時丁度にバスは出発し神戸フラワー&フルーツパーク内のホテルへ。神戸市立とあってか、民間では考えられない設計空間だ。
17日 7時45分出発。27番圓教寺まで1時間強。ロープウエイで山頂へ。本堂までマイクロバスに乗る方と和尚と一緒に歩く方に分かれる。半分近くが歩き組だ。参道の三十三観音を説明しながら登る。摩尼伝でお参りの後、「ラストサムライ」などの撮影の舞台となった「三ツ堂」に案内し食堂2階の宝物館へ。下山してトムクルーズが大量に購入したいうバームクーヘンなど買い込むと2時間程を要した。26番一乗寺までは40分ほど、本堂でお許しを得て、天井の花模様の納め札など撮影させていただく。石段の途中にある三重塔は国宝だ。昼時となったが、昼食会場の東条グランド赤坂まで小1時間、遅めの食事となった。25番播洲清水寺まで15分、専用道路を登り、美しい山門前までたどり着ける。山門から、下って本堂へ。ここまでで14時、最終日の打ち漏らしの危険を避けるため、もう1ヶ寺回りたい。31番長命寺の納経時間は16時30分まで、32番観音正寺は17時までだが、肝心の道路は16時30分まで。両寺ともタクシーで登る。タクシー会社のベテランに相談すると、長命寺を勧めてくれた。ドライバーさんの腕を頼りに、事故渋滞のないことを祈りながらの2時間、16時10分に山麓に着いた。ピストン輸送で16時30分に皆が揃い、40分打ち止め。感謝感謝の綱渡りでした。長浜ロイヤルホテルに18時前到着。
18日 竹生島へ渡る彦根港からの1便は9時30分発なので、ゆっくりと朝食を楽しみ8時40分出発。
港に9時前に着いた。30番宝厳寺の国宝唐門は、目下改修工事中。上陸後、急な石段を登り、本堂へ。弁財天のご真言を唱えてお参り。宝物館に、「面向不背の珠」を見に行く。讃岐の志度寺縁起で名高いものだが、興福寺に奉納された後、どうゆう訳かここにあるのだ。出港前、いつもの「芋餅」いただく。彦根港着12時。美味しいお弁当をいただきながら、32番観音正寺へのタクシー乗り場五個庄へ45分ほど、3台のタクシーのピストン輸送。ところが、次の団体を乗せたバスがつかないため、待機のタクシーが我々に。お陰で、下りも6台で一気にという幸運に恵まれた。ご本尊は白檀の千手観音、松本明慶作だ。14時前に33番華厳寺に向け出発、この寺も納経時間は16時半までなのだ。2時間前後の走行時間として、寺近くの「谷汲みあられの里」でのトイレ休憩と買い物も可能だ。駐車場から本堂まで800m、桜並木を守るため大型車は通行禁止なのだ。本堂、笈摺堂、満願堂と経を唱えて回る。無事満願、「満願の証」を依頼している方も多い。16時30分打ち止め。岐阜羽島駅は、あまり買い物できないとの添乗員の判断で、近くのスーパーバローなどが入るショッピングゾーンに立ち寄る。18時半過ぎ岐阜羽島駅到着、ここで皆さんとお別れ。満願おめでとうございます。当初の計画だと、打ちもらしの恐れがあると、大幅に変更。ドライバーさんをはじめスタッフのチームワークで事なきを得ました。合掌

那智の滝にて   春風を 抱きくだける 那智の滝

京都の車窓から  ほんのりと 北山粧ふ 春の雪

成相寺にて    残雪の 橋立観音 春の海

中山寺にて    春空に 青龍と名付く 五重塔

彦根港にて    春の湖 赤備え船 竹生島

2017年3月10日金曜日

西国2回 2~4番 なんば発

平成29年3月8日
粉河寺の柴燈護摩供

43名のお客様となんばを8時25分に出発。まずは4番施福寺を目指す。あまり時間がないので、添乗員達は納経帖などの整理に大わらわだ。和尚も、自己紹介など後回しにして、朝のお勤め優先だ。1時間ほどで、麓に到着。無理をしないように話をしておいたので、下で待っていますという方も数人。皆で本堂に上がり、お勤めと拝観だ。事前に、全員が入堂するなら中でお勤め、あるいは外でお勤めして希望者のみ入堂するかと聞いていて、皆で本堂でお勤めとなった訳だ。ご本尊弥勒菩薩、西国の本尊千手観音、そして文殊菩薩や四天王の居並ぶ姿を解説し、方違い観音や馬頭観音など、説明しながら巡る。お客様の声は、大満足のようだ。(拝観料500円)下山中に、顔見知りの遍路研究者と遭遇、一人でお参りとのことだった。全員がバスに戻って出発は11時過ぎ、昼食会場のマリーナシティにまで約1時間だ。このシリーズでは、初めての食事作法。和尚たちは、別メニューの選択なので、ラーメンとチラシ握りですます。2番の紀三井寺までは、15分ほど、紀伊国屋文左衛門の結縁坂ともいわれる急な石段を登りきると、境内にたどり着く。本堂でお参りの後、松本明慶作の千手十一面観音立像に案内する。国内最大級で12m弱だ。打ち止めは、3番粉河寺。なんと我々の到着を待ってたかのように、丈六堂の前で柴燈護摩が始まった。マイクでがなりたてるので、我々のお勤めの経頭である和尚も負けるわけにはいかない。大声を張り上げる。16時過ぎ無事に打ち止めて、良く見るとこの地区の雛飾りのイベントの期間だった。それぞれのお宅の雛飾りを披露している。(粉河とんまか雛通り)17時30分なんば着、お疲れさまでした。ゆっくりとお風呂で足を癒してくださいと伝えてお別れ。合掌

粉河寺にて   春風に柴燈護摩の煙かな
粉河とんまか雛通り