2018年2月13日火曜日

釋迦院秀寛庵 開白法要&披露の宴

平成30年1月28日

開白法要
信貴山真言宗管長・総本山朝護孫子寺法主田中眞瑞猊下をお導師に迎え、職衆の僧10人、参列者を含め総勢50名ほどで、開白法要を営みました。職衆には、兄弟子である元東寺教化部長・真言宗東芳山花鳥寺住職土口哲光師や桑名の飛鳥寺藤田住職など有縁の方が駆け付けていただきました。参列の方は釋迦院のキャパを考え、出来るだけ法要は遠慮していただき、法要のみに参加される方を優先させていただきました。京都の大仏師松本明慶師が、スケジュールの合間を縫って、法要に参列くれました。本尊釋迦如来の脇に祀る小さな弘法大師は、10数年前の白檀の明慶仏なのです。御縁とは有難いものです。
披露の宴でのベリーダンス
披露の宴の会場は、石切温泉・ホテルセイリュウ。迎えのバスに分乗してホテルへ。開宴の18時まで時間があるので、温泉を楽しむ方も。宴は、居合道白鳳館副館長・藤岡季永子剣士による「四方切」の演武から。これは四方を清める意味を持つ技。そして、祝い舞は、「長唄 遍路」。幼馴染みの藤間幹弥師匠が、和尚の為に選んでくれた曲。管長の祝辞の後、和尚のかっての勤務先電通の元役員下條俊隆氏のご発声で乾杯。土口師は、「歩々是道場」と墨書して下さった。早速、出席していた額縁の大和の植田社長に軸装をお願いすることに。大阪早稲田倶楽部山澤会長の祝辞で堅い話は終わり、司会の小泉じゅん子さんが、時間内に収まりきれるかと心配するほどのステージが始まった。まずは、和尚が講師を努める南興吟詩会の女性3人による合吟「弘法大師作「後夜仏法僧鳥を聞く」。日舞も詩吟もお大師さんということなのです。和尚は、140人ほどの出席者の御礼のご挨拶にテーブル巡る。関西アコーディオン界の長老杉村氏によるアコーディオン演奏、電通のOBバンド「ロス・アモーレス」やOBソロシンガー山下千恵子さんの唄、そして目玉は、世界一のタンバリン演奏者田島隆とベリーダンスのコンビ。Yesim(イエシム)嬢の華麗で情熱的なベリーダンスに、会場は大盛り上がり。85歳の現役歌手谷陽子、小泉じゅん子、上野山みどりとライブハウスの常連達の唄が響く。〆は、釋迦院の祭壇を手掛けてくれた「おの佛宝堂」の社長で歌手でもある斧宏次の「あなたにありがとう」。和尚の感謝の気持ちを伝えて欲しくてリクエストしたのだ。
最後に、釋迦院秀寛庵を護り育て行く仲間と共に壇上に上がり、御礼のご挨拶をさせていただいた。感極まって和尚は涙がこぼれ落ちたが、予定の時刻に無事打ち上げて、皆さんのお見送り。
宴が終わり、いとこ姉弟と庵に戻り、入ろうとすると鍵がない。入ることもかなわず、合鍵を渡しているメンバーの中で一番近い富雄の山下さんにSOS。お陰で、落ちついたが、忘れ物だらけ。皆さまからのお祝いをフロントに預けたままだった。そんな、一日でしたが、無事開白を終え、管長からは住職辞令もいただきました。ぜひ、お遊びにいらしてください。近鉄大阪線河内山本駅乗換、信貴線で信貴山口駅より南に500m、権現社を右に下ったところです。ただし、事前にご連絡ください。090-2351-3197 

 初春の 開白法要 釋迦の笑み


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