平成29年11月6日
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熊谷寺の鬼瓦 |
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熊谷寺中門の多聞天 |
先月の第1回に続く2回目、前回ご一緒だった方がどのくらい乗られているかと思っていたが、43名のお客様中3割以上だった。8時20分集合で、淡路へ向かう。比較的高速道路もスムースで1時間20分ほどで到着、買い物忘れの為の1番霊山寺には11時過ぎで、良いタイミング。早めのお弁当を頂きながら11番藤井寺へ向かえるのだ。12時、藤井寺着。30畳敷きの大龍の図が外陣の天井に描かれている。13時過ぎから、10番切幡寺へアタック。タクシーのオプション利用者は16名、27名が山門までの800mをなだらかに上り、333段の石段を一歩一歩踏みしめる。和尚の頭から湯気が吹き出しているが、構わず読経、大師堂、はたきり観音、と廻り切幡の大塔へ案内する。途中にある不動堂でご真言の練習。お不動さんのご真言は、リズムが大事なのだ。大塔から眼下の吉野川を眺めるが、天気が良すぎて、霞がかかっている。9番法輪寺のお楽しみは門前のあわじ庵の草餅だ。売り切れる恐れがあったので、予約を入れておいた。5個入り400円、15セットが完売。8番熊谷寺は、奥行きが深く、雰囲気の大好きな札所。大門、多宝塔、中門、本堂の鬼瓦など見どころも多い。打ち止めの7番十楽寺に着いたのが16時15分、16時半以後は火の気を使わない事になっているので、本堂と大師堂の両方にお蝋燭、お線香などのご供養を先に済ませていただく。そして大師堂からお勤め。大師堂と本堂の間にある「疾目救歳地蔵」を案内する。かっては、納め札の裏に歳の数だけ「め」を書いて祈願していたのだが、今は、本堂で祈願のお札(200円)を手に入れて納めるように変更されている。そうなるとだれも求めに行かない。「救歳」が「済」でなく「歳」なのは、歳に関係なく救ってくれる意と説明して、皆でご真言を唱える。本堂から愛染堂と廻って打ち止めは16時45分。淡路HWOで休憩して生駒着20時頃。和尚は、先月22日に、庵で滑って転倒し左のあばら骨にヒビが入っていて、切幡寺の石段を気にしていたのだが、痛みもなく、お大師さまのお陰と感謝。天気にも恵まれ良いお参りとなりました。いつも思うのだが、和尚も奈良に住まいして30数年、奈良発のお遍路バスが、もっとも居心地が良い。お客様の雰囲気がとても良いのだ。合掌
冬日和 三百三十三段の切幡寺
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