平成28年11月29~30日
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南光坊の山門 |
36名のお客様の内、生駒からの方が15名と多い。JR奈良、西大寺と廻ってきたドライバーと添乗員が何やら協議中、早朝3時半ごろ淡路道で大事故が起こり、淡路、東浦間が今だに通行止めと云う。20代の男性が逆走しトラックと正面衝突して死亡、トラックのドライバーとそのトラックに追突した方も負傷というのだ。瀬戸大橋経由も検討されたが、お弁当のpick upもあるので、不通区間は一般道を通ることになった。早めにトイレ休憩をと、白川PAで最初の休憩、すると6時間振りに開通とのニュース、やれやれと一気に吉野川SAを目指す。12時過ぎに吉野川SAを出発して55番南光坊に13時半、いつものペースだ。堂々たる四天王が揃う大門で、並び順を「地蔵買うたか」と説明する。東南西北と時計回りなのだが、「じ」は持国天、「ぞう」は増長天、「こう」は広目天、「たか」は多聞天と云う訳だ。54番延命寺のご本尊は不動明王、皆さん苦手のご真言の一つなので、まずは練習。長いご真言なので、リズム感がポイントだ。53番圓明寺へは、今治から松山へ海岸線を1時間程。途中に菊間瓦の産地がある。圓明寺大師堂の芸術的な鬼瓦は菊間瓦と聞いている。52番太山寺は、奥行きの深い寺、寺域の中に民家が散在している。出雲の一畑薬師を勧請しているお堂があるので、車中で納め札に「め」を歳の数だけ書くように話しておいた。国宝の本堂、大師堂、太子堂、一畑薬師と巡り、打ち止めは17時。お宿は、道後のホテルルナパーク。
30日 姫路や梅田からのバスも来ているが、奈良組を一番に出発させてもらい51番石手寺へ。
近距離なので、朝のお勤めも短縮バージョン。一番乗りで、さわやかな御参り、いつもながら棕呂屋さんが人気の的だ。50番繁多寺、49番浄土寺、48番西林寺とスムースに御参り、47番八坂寺へは、「衛門三郎の里」から歩き遍路で往復、お茶のご接待を受け、46番浄瑠璃寺へ。入り口の石段横にある子規の句碑が迎えてくれる。「永き日や衛門三郎浄瑠璃寺」、三郎は此の近くに屋敷を構え、今は別格霊場になっているのだ。大師堂の「弘法大師の誕生仏」を順に抱っこして、打ち止めの勤行。ご宝号を7返唱えて12時に無事終了。昼食会場の「しこくや」まで約50分。帰路の渋滞はあったが生駒に19時頃到着、お疲れ様でした。合掌
道後温泉にて 坊っちゃんの カラクリ時計 冬道後
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