平成28年1月元旦~5日
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千手院の柴燈護摩供 |
例年の如く、信貴山千手院では、大晦日零時を期して、柴燈護摩が厳修された。和尚も、導師を勤めるべく、22時に入山。大阪分院に集うメンバーも、交替でお手伝いに出仕。6人が延べ11日間。柴燈護摩は、導師と修験行者が2チームに分かれて約30分交替で勤める。元旦は零時より3時までだ。有り難いことに、今年は暖冬。春の陽気だ。燃え上がる焔を前に、所作を続けると、背中に汗が流れるほどだ。3時間ほど仮眠して、9時半からの再開し17時まで。お正月3日で、新聞報道では、信貴山の参拝客は8万数千人とか。明らかに昨年より多い参拝客だ。和尚が景気が良くなっていると感じたのは、まず護摩札を求める方が、大きい札を求める割合が格段に増えていること。祈願の護摩木は、500円と1000円の2種類だが、今年は明らかに大札が多い。また、今年の新機軸として、厄除け特別祈願3000円というパックを作った。希望の方は、導師の横に立ち、皆で般若心経一卷と毘沙門天王のご真言を唱える。そして導師のお加持とお守り付き。正しく、厄年を迎える方々を中心に、3日などは40組を数えるほどだった。合掌
初護摩の 火の粉浴びるや 導師の座
初詣 厄除祈祷 信貴の山
初春の 護摩木求むる 人の列
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