ヤマトの柿の葉寿司定食 |
西尾八橋の里のランチ |
柿の実の 色づき始む 松尾寺
15日 8時出発。修学旅行シーズンとあって、16番清水寺の混雑が予想されるので、朝一番にお参りするこことなった。参道の土産物屋もまだ開いていない。本堂でゆったりとお参りし、音羽の滝へ向かう。「何度来ても長い行列で、初めてお水を頂けた」とお客様も大喜びだ。番外元慶寺は、花山法皇の落飾の寺。国道沿いでバスを降りて、しばらく歩く。添乗員を先頭に、和尚が最後尾についてケアする。11番上醍醐寺は、今は下醍醐に観音堂がある。山門から一番奥にあり、帰路に諸堂の参拝をお薦めする。京都市内に戻り、八橋発祥の店である「西尾八橋の里」で京風のお昼、東京のお客様には大好評だ。19番革堂・行願寺、18番六角堂・頂法寺とかっての町堂を巡り、20番善峰寺へ。綴れ折りの急な参道を登らなければならない。本堂でお参りの後は、天然記念物の「遊龍松」を鑑賞してもらう。打ち止めは16時45分。ここからお宿の橿原ロイヤルホテルへ。近鉄線を挟んで橿原神宮があるので、朝のお参りをお薦めする。
京の秋 音羽の滝の 爽やかさ
16日 和尚も早起きして、小雨の中を橿原神宮へ。門が締まっていたが、まもなく5時45分に開門。一番乗りだった。番外法起院、8番長谷寺からお参り開始。参道は、長い。法起院は徳道上人のご廟所である。そこからさらに歩いて長谷寺に着く。登廊をゆっくりと登る。納経所へ挨拶に行くと、「舞台が修理中で、朝早いので本尊の前でお参りを」と云う。大師堂、元長谷寺、五重塔など山内をぐるりと案内する。7番岡寺の本尊は二臂の如意輪観音、仏教伝来の三国の土で造られたと云う大きな塑像だ。お膝元でお参りする。6番壺坂寺は通称で、壺坂山南法華寺だ。お里澤一の壺坂霊験記で有名な寺。本尊のお姿は、南方風だと和尚は思っている。天竺渡来の石仏などが多く、元気な方をお連れして、山内を巡る。お昼は「ヤマトの柿の葉寿司定食」、お客様には珍しく感じられたのか、好評。9番興福寺南円堂では、時間を取って、国宝館など拝観して貰うことに。なんと北円堂も特別公開中だった。京都に戻り、17番六波羅蜜寺へ。時間があるので、宝物館を皆で覗く。重文がずらりと並んでいる。打ち止めは16時30分。近くの「幽霊子育て飴」を買いに行く。日本昔話などで何度も取り上げられている話に出てくる飴だ。手造りで、さっぱりと爽やかな味わい。お宿は再び京都東急ホテル。
秋雨の 橿原宮に 朝参り
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