延光寺本堂と枝垂れ桜 |
7日 7時半出発予定のところ、おばさま5人組が姿を見せない。皆で遅れれば怖くないと云うところか。5分遅れで出発、1時間半ほど走り39番延光寺へ。まずはトイレに案内、本堂から大師堂そして目洗いの井戸へ。鶴の朱印を推している人は、ここでは亀の朱印だ。40番観自在寺からは、伊予の国、平城天皇ゆかりの寺。大師堂の周囲のお砂踏みも。近くのホテルサンパールでお弁当をpick upして食事をしながら41番龍光寺へ向かう。龍光寺参道にある「雨月庵」に声を掛け、お茶と御饅頭の試食をお願いして、お参り。稲荷社と神仏同居の丘で、通称「三間のお稲荷さん」。試食をすると、さすがに御饅頭が良く売れている。ほんの数分で、42番佛木寺、豪壮な山門が素晴らしい。打ち止めの43番明石寺へは、かっては山越えで1時間は要したが、高速道路の開通でほんの1区間、15分ほどで到着する。山門に「釋空海」の漢詩が額になって掲げられている。「三宝鳥」と題されているが、「後夜聞仏法僧鳥」が正しい。詩吟の世界で、唯一吟じられる空海の作だ。そんな説明をしながら、一吟披露。打ち止めは14時45分、帰路も3ヶ所で休憩を取り、梅田21時、なんば21時15分。お疲れ様でした。遍路のベストシーズンとあって、車窓から歩き遍路の姿を良く見かける。午前中、数えてみると外人カップルを含め20名ほどだった。「遍路」が春の季語というのも良く判る。合掌
足摺岬にて 春雨や 足摺岬 七不思議
延光寺にて 南無薬師 祈る遍路や 延光寺
明石寺にて 花吹雪 舞踊りたる 明石寺
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