大神神社本殿 |
次いで、「おふさ観音」へ。高野山真言宗別格本山で観音様がご本尊だが、七福神唯一日本古来の神様である恵比須天を祀る。老住職の法話があり、下の病気にかからぬ様にと、文殊様の乗る獅子のふぐりを触らせてもらう。お土産にと「結び昆布」をいただいた。
橿原神宮近くの久米寺は、東塔で弘法大師が大日経に出会ったという伝説の寺。不老不死を象徴する壽老神を祀る。お昼時となり、近くの「さと」で食事。
牡丹の名所、真言宗豊山派総本山長谷寺は、西国のお参りで良く行くのだが、七福神巡りでは初めての経験。本堂横に大黒天が祀られている。若い僧が待ち受けてくれていて、御本尊の足元に案内してくれ、御足に触らせていただく。長谷式観音の特徴は右手の錫杖だけでなく、盤上にお立ちになっているのも大きな特徴とか。また錫杖も握るのではなく、親指で包み込むように持っている。登廊脇には、名物寒牡丹が蓑に守られ花を開いている。
安倍文殊院は日本三大文殊の一つだが、金閣浮御堂に弁財天を祀る。案内を請うと本堂に通され、国宝の文殊菩薩(快慶作)にご対面。さらには、お抹茶のご接待。浮御堂の弁丹様にご挨拶して談山神社に向かう。
談山神社は藤原鎌足公がご祭神で、和尚の属する吟道関心流奈良県本部は毎年奉納吟を定例j行事としている。木造の十三重の塔も見事だ。福禄壽神を祀る。開運出世の神様だ。
聞くと大神神社は、四時半までかもというので、慌てて三輪へ走る。何とか間に合って、御祈祷を受ける。和尚が代表で、玉串奉奠。神職2人、巫女2人で本格的だ。御神酒を頂いて失礼する。
雨の中、信貴山に戻る。千手院護摩堂で打ち止めのお勤め。貫主様のお迎えを頂き、美味しい「ぜんざい」でホッと一息。素晴らしいお参りでした。合掌
有難や 七福神の 初参り
0 件のコメント:
コメントを投稿