13日、7時30分出発。60番横峰寺へ。梅田組と共にマイクロ3台に分乗して林道を30分登る。駐車場が境内より相当高い所にあり、行きは下りで楽だが、帰りは登りとなる。足に不安のある方は、無理をなさらないようにと念を押す。昨日の雨に誘われたか、大きな山ミミズが参道のあちらこちらに出没し、御婦人たちの悲鳴が聞こえる。手洗い場が離れているので、全員に塗香をし、作法も教えて差し上げる。残り三ヶ寺は、今治市となるため行程上、昼食を先に摂るのだが時間が早すぎる。会場の「りんりんパーク」到着は11時前、まずはお買いものTIMEとして、その後昼食。梅田組のお客様としばし立ち話。日差しが強くなってきたが、59番国分寺は、日陰の少ない境内だ。人気は握手修行大師とお薬師の薬壺、長い行列を作って各々ご祈願。58番仙遊寺、御住職ご自慢の「西浄」、つまりトイレのエピソードを紹介する。『月夜の晩は「肥桶」を担いで捨てに行くのが日課、自分の代になったらトイレだけは良いのを作ると「肥桶」を担ぎながら決心した』と云う先達研修会での講演を和尚は良く覚えているのだ。お大師像の廻りのお砂踏みを皆で試みる。駐車場から「しまなみ海道」が良く見えるほどの上天気だ。打ち止めの57番栄福寺へのどかな田圃道を歩く。梅田組に追い抜かれたが、これはいつもの和尚のペース。折角だから、あれもこれもとつい遅くなってしまうのだ。門前の田中人形店で、お客様よりご接待のアイスクリンをほうばり涼を取る。無事、打ち止めて「しまなみ海道」経由帰路に着く。20時過ぎ五位堂着。お疲れさまでした。合掌
三角寺にて 梅雨に濡れ 逆打ち遍路 伊予の路
横峰寺にて 梅雨晴れ間 一鳥の聲 山の寺
(写真は 仙遊寺のお砂踏み大師像)
車中でアンケートが配布されるのはいつものことだが、今回からか、
返信削除いつものアンケートにもう1枚ついている。先達のみを対象としたものだ。「お客様の誘導」「お寺の説明」「言葉づかい・接遇態度」
「その他」とご意見、感想を求めるものとなっていて「先達」のレベルの向上を図るものと趣旨が書かれてある。
なるほど、お客様の不満の声の多い先達さんは、淘汰されることになるのでしょう。