2010年11月28日日曜日
西国11回 長命寺~宝巖寺
平成22年11月24日
川西能勢口から湖国の2ヶ寺をお参りすることになった。いつもは、此処が出発点で、宝塚~西宮北口と廻るので、西宮北口から乗車するのだが、東に向かうとあって川西能勢口が最終出発点となるのだ。お客様は42名、神戸からもう一台出ているとの事だった。草津SAで休憩、お弁当を積み込む。竹生島への船が長浜港発11時30分、それまでに昼食をお摂り頂くことに。乗船後、出港直前に神戸組が乗り込んできた。先達は田川先達、修験系の女性でホラ貝を良くする方だ。宝巌寺は、本尊は大弁天様で165段の石段を登り切ったところに本堂はある。西国の観音堂は、そこから中腹まで下ったところにある。前回、迷子が出かかったので、一計を案じ、本堂と観音堂の分岐点に立ち、体力に自信のない方は観音堂で待機するように声をかけ、皆の最後尾から登った。弁天様の仏前で、神戸組と合同で勤行、経頭は田川先達にお願いした。観音堂では、和尚が経頭を勤め、大合唱。長命寺まで、行動を共にすることに。長命寺は、本来、タクシーのオプションがあるのだが、今月は車道が補修中で通行止め、全員が808段の石段を登る必要がある。体力に合わせ、決して無理をせぬよう念を押して登り始める。本堂で待つほどに、順じ到着する。最後尾付近を登ってきた田川先達の「お客様はここまで」の声で息を整え、勤行開始、紅葉の本堂に大合唱が響き渡った。「200段で戻りましたが、下りが大変でした」との御婦人の声も。無事にお参り終了。風もほとんどなく、琵琶湖は鏡のよう、上天気に恵まれたよいお参りができた。合掌
(写真は長命寺本堂と石段の参道)
秋風に 舞うかわらけや 竹生島
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竹生島は、川鵜の被害が甚大で、20年前の写真と比べると緑が少なくなった。桟橋のお店のご主人の弁。
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