2009年8月27日木曜日
阪急 四国第5回 24番~31番
平成21年8月25~26日
土佐・修行の国の始まり。本来なら24番から順打ちでお参りするのだが、バス遍路では高速道路を使う関係で逆打ちとなる。西宮北口から合流して、昼食会場の「かつお船」に着いたのは、1時をはるかに過ぎていた。本場土佐ならではの「カツオのたたき」をいただいてから、31番竹林寺より打ち始め。日本3大文殊のひとつとあってか、境内は緑に満ち溢れ、朱塗りの五重塔とのコントラストが素晴らしい。和尚の大好きな札所のひとつである。
お客さんは、38名、添乗の則包嬢は、本人、ご両親とも和尚の母校善通寺一高の後輩とか。世間は狭いと、感心。土佐の苔寺ともいわれる29番国分寺で、大師堂左手の「酒断ち地蔵」を説明すると、男性軍は、「それだけは、勘弁」と拝む人は、いなかった。勿論、和尚も同じ。
28番大日寺にたどりついたのが、4時半ごろ、火災防止の観点から火の気は自粛する申し合わせなので、線香、ろうそくは「運心」ということしてもらう。そのかわり、奥の院の「爪彫り薬師」へご案内させていただいた。
ほとんどの方が、オプションの「竜馬歴史館」の見学を希望、坂本竜馬の一生を蝋人形で表現したもので、結構評判がよかった。
宿の「三陽荘」には7時前に到着、お風呂は後にして夕食にしてもらった。海の幸を堪能し、露天風呂で遍路談義。
2日目は、6カ寺をまわる強行軍なので、6時半に朝食、7時半出発。30番善楽寺から27番神峯寺へ。バスからマイクロに乗り換えるタイミングがうまく行かず、相当のロスタイムとなってしまった。
「神峯の霊水」の話を事前にしておいたので、皆、空きペットボトルを持参し、いただいてきた。この地で脊髄カリエスが治った「水谷しず」さんの報恩の碑の前で、記念撮影する人も。
26番金剛頂寺では、本堂にて、薬師如来、日光・月光両菩薩、十二神将などの解説をし、「一粒万倍の釜」「がん封じの椿」「捕鯨八千頭供養碑」など案内させていただいた。
駐車場横の「はらみたや」では、アイスクリームが飛ぶように売れ、水晶入りの五鈷杵も人気。和尚の遍路本「よう、おまいり」も二冊残っていたが、完売し、二冊の追加をいただいた。
25番津照寺の108段の階段に根を上げ、24番最御崎寺へ。大師堂では、御宝号を7遍唱えて打ち止めとした。大師御修行の御窟洞に入り、座って外をながめ、「空海」の由来を感じてもらった。
そこからが、長丁場、鳴門まで高速はなく、ひたすら地道を走る。最初の下車地、宝塚に着いたのは、8時を廻っていた。(写真は、津照寺本堂への階段)合掌
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