令和元年5月14日
新西国霊場とは、昭和7年、京阪神の3新聞社が合同で読者アンケートを実施し、そうして選ばれた33ヶ寺と客番5ヶ寺の38ヶ寺で構成されている。今回はなんばから27名のお客様と9時30分に出発した。1時間ほどで20番立木山寺に到着、瀬田川沿いの駐車場にバスを停め綴れ折りの石段を上る。入り口に「八百段余」の看板が立っているが、本堂までは約650段とか。所々に歌が刻まれた石柱が建っていて、それを目で追いながら登る。弘法大師の開基の寺だが、今は浄土宗。本堂の横に鹿の背に乗った弘法大師像が目に付く。これは、白い雄鹿の背に乗り瀬田川を渡って来たという伝承によるものだ。全員がたどり着いたところでお勤め。昼食は石山寺門前の「洗心寮」でシジミご飯を頂き、比叡山延暦寺の横川中堂に向かう。延暦寺の奥に位置するのだが、仰木から奥比叡ドライブウエイで上ると40分ほどだ。18番横川中堂に入ると正面に聖観音、向かって右に毘沙門天、左に不動明王という配置になっている。お勤め後、希望の方と「恵心堂」を訪ねる。恵心僧都の修行の地なのだ。なんば帰着16時。雨の予報だったが、結局傘は使わず仕舞い。お客様の日頃のご精進のお陰です。和尚は傘を忘れていたのだ。合掌
夏めきて 八百段余の立木山
2019年5月18日土曜日
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