粉河寺中門の多聞天 |
連絡では、参拝許可とのことなので、胸を撫で下ろし施福寺へ。麓の駐車場に9時に到着、足元に不安があるので、杖を借りることと、無理をしないことを念押しし、スタート。山門までの登りで、すでに路面は凍てついている。人の歩いた跡で、雪や氷のないところを選んで歩く。山門をくぐり、山道にかかると、根雪が氷付いている。足を滑らしながら、気をつけて登る。アイゼンを買い忘れたことを後悔しても後の祭りだ。本堂で黒衣をまとい、皆さんの到着を待つ。全員、内陣でお勤めしようということになっているのだ。拝観料が500円かかるが、その価値は十分あるので、事前にお客様の了解を得ている。ほぼ揃ったと思い、お勤めを始めたが、遅れて5,6人がたどり着いた。お勤めを終えて、自由拝観をお勧めした後、後続組のためにもう一度お勤めする。下りは、登りよりさらに危険度が高い。名物の渋柿の葉ずしなど買い物を終えて出発できたのは、到着して2時間後だった。
まずは、昼食会場の紀三井寺門前の「はやし」に向かう。2回目とあって、食事作法が初めての方が約半数。車中で説明し、食前の偈を唱える。13時に店の前に集合して、お参り開始。2番紀三井寺の石段は、目の前にそそりたち、迫力がある。本堂で、お参りの後は、大観音に案内する。12mの立像で、木造としては最大級のもの。京都の大仏師松本明慶の作品だ。100円払って3階の展望層まで上ると、和歌の浦の絶景が広がり、大観音の御顔の高さで丸窓から間近に拝観できる。
1時間強走って、3番粉河寺へ。本尊は絶対秘仏だが、なにかと見どころの多い寺、不動堂横の案内図で、境内全体を説明してからのお参りとなる。打ち止めは16時過ぎ。3台の内では、終始先頭を走ったので、スムースなお参りとなりました。施福寺では、難儀をしいられたものの、さしたる怪我もなく、天気に恵まれました。合掌
施福寺にて 凍り道 登りて拝む 仏曼陀羅
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