平成24年10月15日
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安楽寺の仁王さま |
8時25分、難波から43名のお客様と出発、西宮、三田からもバスが出ていて合計3台。淡路SAで休憩の後、1番霊仙寺へ。初回なので、勤行次第からお参りの作法まで説明することが多い。しかし、この回にしっかり聞いていてくれれば、以後はうんと楽になるはずだ。霊仙寺では、まずは納経用品を買い求め、記念写真を撮って本堂で法話と授戒。そして大師堂をお参りして2番へ向う。本堂と大師堂の間に「抱き地蔵」がいらっしゃる。順に抱き上げ、御真言を唱え祈願してもらうのだ。お参りの後は、弘法大師お手植えの「長命杉」の霊気をいただく。ここから6番安楽寺への道中が、お弁当タイム。少しお昼が遅くなるが、辛抱していただいた。仁王門で松本明慶の作風について話をする。何しろ本尊薬師如来以外の仏様は全て彼の彫刻で、20代から60代までの30数体が揃っている。まるで明慶美術館なのだ。またご本尊が寄付されたエピソード、水谷夫妻の話もしておかねばならない。
5番地蔵寺、樹齢800年の大銀杏に銀杏の実が付いている。また、門前に鳴門金時が積んであり、大盛りのひと袋200円とあって主婦には大人気だ。4番大日寺では、大日如来のお姿について解説する。本堂から大師堂につながる回廊に、西国33観音が並んでいるのも壮観だ。3番金泉寺も説明ポイントの多いお寺、従って和尚は打ち止めの寺にさせて貰っている。時間を気にせず、説明が出来るからだ。打ち止めは16時20分、他のバスと輻輳することもなくスムースにお参りできた。合掌
第1回目にて 長命の 杉や銀杏や 秋遍路
吉野川にて 枯れすすき 夕陽の堤 吉野川
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