平成24年1月21~22日
東京からの43名のお客様を明日香で迎えることになった。新幹線三河安城駅からバスで来るという。集合場所は石舞台近くの昼食会場「あすか野」、アシスタントと飛鳥駅で合流しタクシーで向かう。バス到着は13時過ぎ、食事作法をしてようやく昼食だ。朝からの小雨も上がり、空気がしっとりとして心地良い。食後、お客様は石舞台見物に。7番岡寺に着く頃には、再び降りだした雨は本格的になってきた。岡寺は、厄除け祈願の時期とあって、本堂には上がらせてもらえなかった。そこから、長谷寺の駐車場へ。番外の法起院から8番長谷寺へと廻る。登廊の両サイドの寒牡丹は、先日に比べると大きく花開いている。山内を巡って、打ち止めは16時30分。宿は樫原ロイヤルホテル、近鉄樫原線を地下通路で横切ると橿原神宮がすぐなので、お客様には朝の散歩に御参りすることをお薦めしておいた。ホテルに入るとジャージー姿の男女がウロウロしている。何事かと思ったら、「近畿高校空手道選手権」に参加する高校生たちだった。和尚は音酒を求めて、コンビニへ。翌朝は7時45分出発、6番壺阪寺に向かう。開門とほぼ同時に入り、本堂から石仏巡りと1番乗りでゆっくりと拝観させていただいた。ついでいよいよ4番施福寺の山登りだ。有難いことに、雨は上がっている。杖を借りて登り始めるが、初めから遥拝する方や山門まで登ってギブアップする方もいる。和尚も、頭から湯気を出しながら登り、皆で本堂に上がってお勤め。山を下り、杖を借りたお店でお買いもの。和尚推薦の柿の葉ずしや草餅は売り切れてしまった。打ち止めは9番興福寺南円堂、せっかくなので国宝館や東金堂等の見学時間を取る。鹿と戯れる方も。お客様は15時30分、三河安城に向けて出発。こんなに余裕のある御参りは初めてだった。合掌
飛鳥にて 飛鳥野や 小雨あがりて 枯れすすき
長谷寺にて 寒牡丹 彩る登廊 長谷の寺
(写真は興福寺五重塔)
2012年1月24日火曜日
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