平成23年3月15日
地元五位堂駅から2号車で出発。なんとお客様は12名だ。西名阪~近畿道~山陽道のルートで淡路SAに向かう。消防車や救急車、また自衛隊の車輌が列をなして東に走って行く。「災害救援」の横幕が頼もしく写る。我々も車中の勤行で、被災された方のご冥福を祈った。まずは12番焼山寺へ。県道20号を川沿いに走ると、「梅まつり」ののぼりが立ち、梅花の下にはいろいろな服装をした案山子が迎えてくれる。(阿川の里)遍路駅でマイクロに乗り換え山を登ると、春の陽気に触発されたか、杉花粉が猛烈に飛散するのが見える。お客様も、目を押さえ、口を押さえてのお参りとなった。遍路駅に戻ると「すだち館」で八朔や漬物のご接待を受ける。13番大日寺、14番常楽寺、15番国分寺、16番観音寺と歩け歩けの行程だ。中型バスで少人数とあって、極めてスムースに参拝でき、16時半打ち止め、五位堂に20時着。「すだち館」で買った「生しいたけ」を焼いてもらい、焼酎の湯割りで一息。和気あいあいの楽しい日となった。合掌
車中にて 大震災 冥福祈る バス遍路
阿川の里にて 梅まつり 案山子迎える 遍路道
焼山寺にて 杉花粉 涙さんさん 遍路笠
(写真は、大日寺のしあわせ観音)
和尚の花粉症も、今日から全開。一に鼻水、二に眼、三にくしゃみと、大変だった。
返信削除