2010年2月22日月曜日
四国2回 7番~11番
平成22年2月16・19日
今月は、お正月スタートの第2回目。7番十楽寺から11番藤井寺までの5ヶ寺のコースだ。16日は梅田から27名、19日は難波から42名のお客様とご一緒だった。お正月の大混雑に比べると、落ち着きを取り戻した感がある。まずは、納経用品の追加購入とトイレ休憩をかねて1番霊山寺に立ち寄る。その後のコースは、まちまちになるが、和尚の好きなのはまず11番に飛び、逆打ちをするコースだ。メリットは、11番から10番切幡寺までの間で、昼食が取れることだ。藤井寺は、目下山門などの工事中で、金槌の音の中でのおまいり。本堂の30畳敷の雲竜の図が素晴らしい。10番切幡寺は、バスを降り、タクシーか歩きかの選択だ。16日は、半数がタクシーだったが、19日はタクシーはたったの4人、80歳を超えるじい様も歩ききった。山門まで800m、そこから333段の階段を上るのだ。「女人即身成仏」の寺として名高いが、住吉神宮寺の西塔を10年かけて移築したという「大塔」(重文)が素晴らしい。本堂、大師堂より高台にあるためか、ご案内する先達とそうでない先達がいるようで、何度も来たけど初めて上ったという声も。そこからの景色も絶景で、吉野川が美しい。健脚わらじの奉納が本堂に積み上げられている9番法輪寺の門前の草もちが評判、2個入りから各種あるのも気が利いている。8番熊谷寺の参道は、ご詠歌の声が流れ、とても雰囲気が素敵だ。本堂から石段で大師堂に上ると、本堂の鬼瓦が眼前に迫り、お客様はびっくりするやら、大喜びするやら。7番十楽寺は、御大師様が、白塗りのお顔の美男子で、和尚は「役者顔のお大師様」と称している。
本堂と大師堂の間にある「目の地蔵様」も人気、和尚は、打ち止めの寺なので、時間を気にすることもなく、愛染堂に案内する。「煩悩即菩提」「縁結びの仏様」だ。キューピットと同様に、弓矢を持っているのだ。合掌
(切幡寺・梅花越しに大塔を望む)
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